『鬼滅の刃』心に響いた炭治郎の父の言葉-オンラインヨガ

こんにちは。
オンラインヨガ「Aimani YOGA」インストラクターのMinaです。

鬼滅の刃が一大ブームを巻き起こしましたが、皆さんも漫画や映画をご覧になりましたか?

私もこどもと映画を観に行きました。

漫画も全巻あるのですが、途中までしか読んでいなかったので、先日一気に最後まで読み終えました。

鬼滅の好きなところは、鬼殺隊と鬼とが戦って、鬼が死ぬ間際に走馬灯のように、鬼が人間だった頃の記憶を思い出すところです。

そこにはなぜ鬼になったのかというストーリーが綴られています。

極悪非道に思えた鬼でも、人間だった頃の優しさ、悲しさ、辛さ、悔しさを知ると鬼に共感する部分があります。

そして鬼が自分の生き様を振り返りながら、憎しみや怒りの中でぎりぎりまでもがきあがくけれども、最期の最期には人間らしさを取り戻しながら消えてゆく。

そこに炭治郎が見守り立ち会って、鬼が安心して逝けるような一言を言ってあげるシーンなどは、炭治郎の懐の深さや優しさ、鬼の憎しみの鎧が溶けてゆき、目には見えないけれど本来の姿に戻ってゆくところにじーんとしました。

本題に入りますが、炭治郎と炭治郎のお父さんとの数少ないやりとりの中で、すごく心にとまった場面がありました。

お父さんは炭治郎が小さい時に病死してしまうのですが、とても穏やかな人でした。

代々ヒノカミ神楽といって、一年に一度、年の初めに日没から夜明けまで、全部で十二ある舞い型を延々と繰り返し続けます。

お父さんの体を心配した炭治郎が、ヒノカミ神楽を舞うときに、お父さんは何を考えているのかとたずねたとき、お父さんはこう答えました。

(下記引用)

『不思議なことにおじいちゃんに神楽をならったばかりの頃は今より若く健康でもあったのに、息も絶え絶えになって辛かった。
 単純に無駄な動きが多かったんだろうと思う。
 大切なのは、正しい呼吸と正しい動き。最小限の動作で最大限の力を出すことなんだ。
 そうすると段々頭の中が透明になってくる。
 初めのうちは覚えなければならない、動きや感覚を拾わなければならない。
 五感を開き、自分の体の形を血管一つ一つまで認識する。
 この時は本当に苦しい。このままもがき続けても、先が行き詰まっているとしか思えない。
 たくさんのことを覚え吸収した後は、必要でないものを削ぎ落とす。
 その動きに必要なものだけ残して閉じる。
 人はよく聞こうとするときに目を閉じるように、その瞬間、最も必要なものを選び取っていくんだよ。
 やがて体中の血管や筋肉の開く閉じるを、まばたきするように速く簡単にこなせるようになる。
 その時光明が差す。道が開ける。
 頭の中が透明になると「透き通る世界」が見え始める・・・』

これを読んだ時、思わずうなってしまいました。

何事もはじめは、力んでしまったり、力で何とかしようとしたり、なかなかスムーズにはいかなかったり。

でも、一見無駄と思える動きを繰り返してこそ、自分にとって必要なものと必要でないものが分かり、自然と削ぎ落とされてきます。

そして段々にバラバラだったものが、統一されてゆく。

ヨガに限らずですが、ヨガにとても通じるところがあるなぁと感じました。

 

Aimani YOGA