こんにちわ。
オンラインヨガ「Aimani YOGA」インストラクターのTsukaです。
便秘気味で毎日お腹が張っている、お通じがスムーズに出ないなどのお悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか。
若い頃、私もとても便秘がちで、下剤に頼ってばかりいました。
ヨガを始めたことや、食生活が変わったことで、いつの間にか気が付いたら全て改善していて、今ではすっかり便秘しらず!お腹だけは自慢できるぐらい元気です!
来月から腸活ヨガがスタートしますので、今日は腸についてお話ししたいと思います。
★便秘になる理由とは?
①副交感神経が優位になりすぎる
運動不足や精神的なストレスにより自律神経が乱れます。
人間の自律神経には交感神経と副交感神経があり、副交感神経が優位になると腸の動きが活発になるといわれています。
副交感神経が優位になり過ぎると、腸の活動が活発になりすぎて緊張が高まり、腸管がけいれんを起こしてしまうことで、腸内で便がうまく運ばれなくなってしまいます。
②交感神経が優位になりすぎる
逆にストレスを感じている時は交感神経が優位に働き、腸の働きがお休みし、動きが鈍ってしまいます。
腸のぜん動運動が十分行われなくなり、大腸内に便が長くとどまってしまい便秘を起こす原因となります。
③便意が起こりにくくなる
仕事中などに便意を感じた時に排便を我慢してしまうと、排便リズムが乱れ、その状態を長く続けていると、便意自体が起こりにくくなってしまいます。
もともと筋肉が少ない女性は腸管の筋肉が薄く、腸のぜん動運動が弱くなりやすいのだそうです。
座り仕事の多い方は、お腹を長時間圧迫するため、腸が下側に折りたたまれるようになり、さらに動きが悪くなるとのこと。
便の詰まりや停滞時間が長引くほど、便は水分を失い、硬く出にくい便になります。
腸内も腐敗が進んでしまい、悪玉菌が優勢となってしまうのです。
★便秘にさようならしましょう!
便秘体質を治すには、とにかく腸の働きを良くすることが肝心です。
『揺らす』『ねじる』『伸ばす』という3つの動きで腸を全方位から動かすと、腸がほぐれ、お通じやガスもすっきり出るようになり、便秘改善に繋がります。
ヨガのポーズには体をねじったり、下腹部にアプローチするものも多く、深い呼吸とともに行うことで内臓がマッサージされ、腸が活性化されます。
★便秘に効く腸ヨガのポーズ
腹部の血行を促進し、お腹の張りや不快感を解消します。また、リラックス効果や鎮静効果も期待できます。
背骨を動かすことで内臓を刺激して血行を促進します。
腹部前面を伸ばすことでお腹を動かすポーズです。
便秘の解消だけでなく、肩こりの解消や二の腕の引き締めなどの効果も期待できます。

但し、腸は副交感神経が優位なときに活発に動く性質があるので、リラックスした状態で行うヨガは、腸を動かすのに向いています。
ぐぐぐっと力を入れて行うより、深い呼吸でゆったりと!
そしてしっかりと腹部を感じながら行うようにしましょう!