タパス/ ヨガの八支則(ニヤマ)-オンラインヨガ

こんにちわ。
オンラインヨガ「Aimani YOGA」です。

コロナ感染者の急増により、また様々な規制が掛かる中、モヤモヤとした気持ちで過ごしている方々は本当に多いのではないでしょうか?

いつ終息するのかも分からず、この先の色々な不安やストレスで鬱々としてしまいますよね。

そんな中だからこそ、今回は自分の心の成長のために必要なヨガの心の在り方、ヨガ八支則のニヤマの中の「ヨガの苦行(タパス)」についてお話ししたいと思います。

元々、タパスとは熱をもって自身の不純性を燃やし尽くす修業のことで、現在では「苦行」と訳されることも多いです。

昔ながらのヨガの修行者は過酷な断食をしたり、熱い太陽の下に座ったり、雪の地方での裸での生活をしたりする人もいるようですが、そんなことを私たちが実践するのはとても難しいですよね。

では一般の私たちの生活の中でできる苦行とは何でしょうか?

ヨガの考え方では、世の中はサットバ(純質)・ラジャス(激質)・タマス(鈍質)の3つのバランスで成り立っていると言われています。

ヨガでは純粋さを上げることが、とても大切とされ、サットバが最も純粋なもの、そしてタマスはもっとも不純なものとされています。

だから自分の中のタマス(不純)を取り除き、純粋さを磨き上げることをする。

これがタパスです。

人は5つの感覚器官に支配され生活しています。

5つの感覚とは「臭覚・味覚・視覚・触覚・聴覚」のことです。

美味しい香りがすれば、何かを食べたくなる、SNSなどで美味しそうなランチを見れば食べたくなっちゃうし、友達がどこどこに行ったと聞いたりすると、自分もどこかに行きたい!!と欲してしまったり、感覚により自己の欲求は無限に生まれてきてしまいます。

その欲求により、心が動かされ、満たされないとストレスになったり、鬱々してしまったりと心共に大きな影響が起こってしまいます。

感覚から欲求が起こってしまうのは、私たちの自然なプロセスです。

でもそこに負けず、心の中から変えていくことができたら、心は惑わされなくなり、心の中の不純さ(欲求)が消滅していくのです。

浄化の行為タパス(の実践)を通じ、不純性が消滅し、肉体と感覚器官に超自然能力が生じる。(ヨガ・スートラ243節)

タパスの実践で大切なことは「何をするか」ではなく、心と感覚をどれだけコントロールできるのかということ。

そして何かをすると一度決めたら、それを守る意志の強さを鍛える自己の訓練が目的です。

自身の内側から生まれる欲求と向き合い、それに打ち勝つことがタパスの成功に繋がり、こうしたトレーニングを続けることで、人生の中で起こる苦しい状況や試練に向き合える強い自分を作る事ができるようになるのです。

正に、このコロナ下の苦しい状況で必要な修行なのかもしれませんね。

そして大切なのは、大変な状況でも自分自身の弱さに気づき、それに立ち向かう強さを築き上げること。

自分にとって、精神的にちょっと難しいと思えることにチャレンジしてみる、そしてそれを続ける強い意志を持つこともタパスの修業になります。

先ずは自分にとってのタパスは何かを探し、毎日少しずつ実践できるよう努力してみましょう。

 

Aimani YOGA